MAXスクリプト distance関数について。
変数★ = distance オブジェクト◆ オブジェクト▲
こうする事で、変数★の中には、オブジェクト◆と、オブジェクト▲の間の距離が入る。
（多分、オブジェクトの基点間の距離になる。）
例：Box01とBox02というオブジェクトを用意して、↓のスクリプトを実行する。
print “Box01とBox02間の距離は、” + kyori as string
↑を実行すると、MAXScriptリスナーに、Box01、Box02間の距離が表示される。
そして、ツール → 距離を測定を使い、Box01とBox02間の距離を測る。
このとき、スクリプトでdistance関数を使って測った距離と、
距離を測定ツールを使って測った距離に違いが出る場合がある。
距離を測定ツールで測った距離が異なる問題はどんなときに起こるのか？
単位設定で、ディスプレイ単位スケールと、
システム単位スケールの単位が違うときに、この問題は起こる。
●distance関数で測る二点間の距離は、システム単位スケールで表示される。
（システム単位スケールがインチの場合、distance関数で出た値は、インチで表示される。）
●距離を測定ツールで測る二点間の距離は、ディスプレイ単位スケールで表示される。
例えば、システム単位スケールがインチで、ディスプレイ単位スケールがセンチメートルの場合。
距離を測定ツールでオブジェクトA、B間の距離を測ったときの値が24.5センチなら、
スクリプトでdistance関数を使って、オブジェクトA、B間の距離を測ると、その値は10インチになる。
距離を測定ツールの場合は、測った距離の単位を表示してくれるけど、
distance関数を使って距離を測った場合は、単位が表示されず、数値のみが出る。
これは知らないと混乱する。
システム単位スケールと、ディスプレイ単位スケールが同じ単位の場合は、
distance関数で測った距離と、距離を測定ツールで測った距離が異なる問題は起きない。
システム単位スケールを変更するのは良くないらしいので、
distance関数で出した距離をセンチメートルに変換したほうが良いかもしれない。
その場合、１インチ＝2.54センチメートルなので、
distance関数で出した距離に2.54を掛ければいい。
ピンバック: [3dsMax]二点間の距離によって、振動の強さを変化させる。 | NG録