4000ルーメンの蛍光灯型のLED照明を買った。
天井に垂らす様に設置して、机の上がとても明るくなった。
目が疲れにくく感じる。生活の質が上がった。

買ったのは共同照明のLED蛍光灯、GT-RGD-36WCT。
消費電力：36W
明るさ：4000lm(ルーメン)
演色性：Ra80以上
重量：1.32KG

今回買ったこの蛍光灯型のLED照明は
明るさ、発光部分の面積の広さ、光の演色性、どれも良い。

電源は普通のコンセントから取れるので工事不要。
部屋が暗く感じて目が疲れる人におすすめしたい。

ホームセンターで25mmのステンレスよーと(吊り金具)を買って、
それを天井にねじ込み、その金具にLED照明を吊り下げている。

最初に点灯させたときは明るさに感動した。
このLED照明を消したとき、部屋の照明だけだと、
普段の部屋はこんなにも暗いのかと実感することになった。

▼このLED照明の有無で、どれくらい明るさが変わるか測ってみた。

机の上に照度計を置いて測定。結果を先に書くと、
照度が150ルクスから720ルクスへと大幅に向上した。

部屋の照明だけ：約150ルクス
今回買ったLED照明だけ：約570ルクス
部屋の照明＋今回買ったLED照明：約720ルクス

▼自然光を測ってみた

照明器具よりも桁違いに明るい。

晴れの日(屋外)：約6万7000ルクス。
曇りの日(午前中の窓側)：約3000ルクス

▼ルクスってなんなの？

測定箇所に降り注いでいる光の量、照度を示す単位。
測定場所がどれくらいの光で照らされているかを測る。
机の上など、場所の明るさを測るときの尺度。

光は距離の二乗で減衰していくので、
光源から離れるほど照度は下がっていく。
同じ照明器具でも測定場所によって照度は変わる。

この場所はこのくらいの量の光に照らされて欲しい、
こういう時に照度が基準になる。

▼ルーメンってなんなの？

光源から出ている光の量、光束を示す単位。
対象からどれだけ光が放出されているかの尺度。

照明器具の明るさはルーメンで表記されている。
その照明器具がどれだけの量の光を放っているかが分かる。
※ルクスだと測定位置によって変わってしまう。

同じルーメンでも発光部分の大きさが変わると、
発光部分を見たときの眩しさは異なる。

ホースで水を撒いているのをイメージすると分かりやすい。
水量を変えなくても、ホースの先端を狭めると水の勢いは強くなる。

同じルーメンだけど、発光部分の大きさが異なる照明の場合。
発光部分の小さいほうが眩しい。
発光部分が大きな方は、小さい方より眩しくない。

▼以前に買ったLED照明との比べて

以前も、もっと机の上を明るくしたいと思い、
3000ルーメンのLED照明を買ったけど、
買ったのが作業用投光器だったので、
室内向けではなく、３つの不満があった。

①発光部分が小さく眩しい。
3000ルーメンでも発光部分の面積が小さいので眩しい。
だからA4の紙を拡散板として照明の前に付けて使っていた。
A4の紙を置くと明るさが落ちてしまう。

②演色性が良くない。
光が青白く感じた。作業用投光器なのでしかたがない。
室内で使うのなら明るいだけじゃなく、
光の色味、演色性も大事。

③スイッチが無い。
毎回コンセントを抜き差しするのは面倒だったので、
電源の供給をオン・オフできるスイッチを買った。これは便利。

今回買ったLED照明にはとても満足している。
①4000ルーメンだけど発光面積が大きく、光源を見ても眩しくない。

②演色性が良い。
　自然光に近い高い演色性Ra80以上を謳っている。
　色温度はスイッチで３つに切り替えができる。
　暖色3000K、自然色4500K、白色6000K。

③チェーンを引っ張って普通の電灯みたいにオン・オフできる。
　使いやすくするため、ひもを付けて延長している。

▼買っておいた方が良いもの

このLED照明の電源コードは160cmしかないので、
天井から吊るすようにすると長さが足りない。
延長コードが必要。

▼不注意による事故。垂らしたケーブルに注意。

LED照明を仮設置したとき、コードを垂らしたまま
Oculus Quest2でFitXR(VRフィットネスゲーム)をやっていた。
思いっきり大振りでフックパンチをした際に、腕をコードを引っ掛けて、
天井からLED照明を吊り金具ごと引き抜いて落としてしまった。
落ち方と、落ちた先がバッグだったおかげか、幸いLED照明は壊れなかった。
周囲の状況確認は大事。

▼参考リンク

5.照度とは 『イメージで分かる』光源の明るさ ｜大塚電子
演色性とは – ひかり豆辞典 – 楽しく学べる知恵袋 コニカミノルタ